ツムラの漢方番号で悩み症状検索

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ツムラの漢方番号一覧

ツムラ漢方一覧

漢方の一覧を紹介します。ツムラの漢方薬はエキス製剤として処方されることが一般的なこともあり、エキス剤の子袋に印字されている漢方番号を元に検索できる情報ページを用意しました。

エキス剤は細粒になっているので飲みやすく、処方箋を取り扱っている薬局によっては、複数の番号の漢方を混ぜて別の子袋として処方してくれるところもあります。患者さん(お客さん)個人からすると、ありがたい傾向です。最近では深夜にも処方箋を取り扱ってくれる薬局も増えつつあり、お届けサービスもあるとか。処方箋自体は病院でしか発行してもらえないので、ここがネックとなりますが、そのうち電話一本で薬が家に届く時代が来そうです。

[番号検索]

1.葛根湯

カゼのひき始めや、肩こりなどに用いる漢方薬です。

葛根湯(カッコントウ)という方剤です。発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治します。病気の初期で、比較的体力のある人に向いています。具体的には、カゼのひき始めでゾクゾク寒気がするとき、また、頭痛や肩こり、筋肉痛、じん麻疹などにも適応します。

>>葛根湯の詳細

2.葛根湯加川きゅう辛夷

鼻づまりや慢性鼻炎に用いる漢方薬です。

葛根湯加川きゅう辛夷(カッコントウカセンキュウシンイ)という方剤です。鼻づまりを改善する効果が期待できます。比較的体力があり、頭重感や肩こりを伴う人に向いています。

>>葛根湯加川きゅう辛夷の詳細

3.乙字湯

痔の治療に用いる漢方薬です(オツジトウ)

乙字湯(オツジトウ)という方剤です。痔の炎症をおさえ、また便通をよくします。体力が中くらい以上で、便秘がちの人に向いています。

>>乙字湯の詳細

5.安中散

胃痛や胸やけ、食欲不振などに用いる漢方薬です。

安中散(アンチュウサン)という方剤です。胃の痛み、胸やけ、胃もたれ、食欲不振などを改善します。冷え性でやせ型、体力のあまりない人に向いています。

>>安中散の詳細

6.十味敗毒湯

腫れ物や湿疹、皮膚炎などに用いる漢方薬です。

十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)という方剤です。皮膚の赤みやカユミを発散し、腫れや化膿をおさえます。また、そのようになりやすい体質を改善します。体力が中くらいの人に向く処方です。

>>十味敗毒湯の詳細

7.八味地黄丸

体の弱った機能をおぎなう漢方薬です。おもに、足腰の痛みや排尿異常などに用います。

八味地黄丸(ハチミジオウガン)という方剤です。体の弱った機能をおぎない元気をつけます。ことに、足腰や泌尿生殖器など下半身の衰えに最適です。

>>八味地黄丸の詳細

8.大柴胡湯

肝臓や胃腸の病気、高血圧にともなう諸症状などに用いる漢方薬です。

大柴胡湯(ダイサイコトウ)という方剤です。体の熱や炎症をとり、機能の亢進をしずめます。また、痛みをやわらげたり、便通もつける作用もあります。体力のあるガッチリタイプで便秘がち、ミゾウチから肋骨下部が強く張っている人に向く処方です。

>>大柴胡湯の詳細

9.小柴胡湯

肝臓を守る漢方薬です。肝炎のほか、胃炎やカゼ、喘息などにも用います。

小柴胡湯(ショウサイコトウ)という方剤です。胃腸や肝臓、呼吸器の働きを改善し、また、体の免疫機能を調整し炎症をやわらげます。そして、体の疲れをとり、病気の回復を助けます。

>>小柴胡湯の詳細

10.柴胡桂枝湯

こじれた呼吸器の病気や、消化器の病気に用いる漢方薬です。

柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ)という方剤です。体の熱や炎症をひき、また痛みをやわらげる働きをします。少し体力が落ちている人で、ミゾウチから肋骨下部が張り胸苦しさのある人に向きます。

>>柴胡桂枝湯の詳細

11.柴胡桂枝乾姜湯

心と体をおだやかにする漢方薬です。

柴胡桂枝乾姜湯(サイコケイシカンキョウトウ)という方剤です。体の熱や炎症をひき、また神経の疲れをいやして、心と体の状態をよくします。体力のあまりない繊細な人で、ミゾウチから肋骨下部に張りのあるときに向いています。

>>柴胡桂枝乾姜湯の詳細

12.柴胡加竜骨牡蛎湯

気持ちを落ち着け、心と体をおだやかにする漢方薬です。

柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)という方剤です。神経の高ぶりをしずめて、心と体の状態をよくします。具体的には、高血圧や動脈硬化にともなう諸症状、神経症や不眠、また、精神面がかかわる動悸や性的機能の低下などにも用います。体力が中くらい以上の人で、肋骨下部が張り胸苦しさのある人に向きます。

>>柴胡加竜骨牡蛎湯の詳細

14.半夏瀉心湯

胃腸の働きをよくする漢方薬です。 吐き気や嘔吐、下痢などに用います。

半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)という方剤です。胃腸の働きをよくして、食欲不振や胃もたれ、吐き気や嘔吐、お腹のゴロゴロ、下痢などを治します。また、口内炎や神経症にも適応します。体力が中くらいの人で、みぞおちが張りつかえ感のあるときに向きます。

>>半夏瀉心湯の詳細

15.黄連解毒湯

のぼせ、イライラ、高血圧にともなう諸症状などに用いる漢方薬です。

黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)という方剤です。体の熱や炎症をとり、機能の亢進をしずめる働きがあります。体力がある人で、のぼせ気味、また血圧が高めの人に向いています。

>>黄連解毒湯の詳細

16.半夏厚朴湯

気分をリラックスさせ、咳や吐き気をおさえる漢方薬です。

半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)という方剤です。神経をしずめて、心と体の状態をよくします。また、咳や吐き気をおさえる作用もあります。

>>半夏厚朴湯の詳細

17.五苓散

水分循環をよくする漢方薬です。はき気や嘔吐、むくみなどに用います(ゴレイサン)

五苓散(ゴレイサン)という方剤です。水分循環を改善し、無駄な水分を取り除きます。具体的には、はき気や嘔吐、下痢、むくみ(浮腫)、めまい、頭痛などに適応します。体質(証)にそれほどこだわらず、口が渇き、尿量が少ないことを目安に広く用いることができます。

>>五苓散の詳細

18.桂枝加朮附湯

関節痛や神経痛に用いる漢方薬です。

桂枝加朮附湯(ケイシカジュツブトウ)という方剤です。体をあたため、痛みを発散させる作用があります。具体的には、関節痛や神経痛、冷えによる痛み、手足のしびれやこわばりに適応します。冷え症で、体力のあまりない人に向く処方です。

>>桂枝加朮附湯の詳細

19.小青竜湯

アレルギー性鼻炎や喘息などに用いる漢方薬です。

小青竜湯(ショウセイリュウトウ)という方剤です。発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散させます。また、水分バランスを調整する働きもあります。西洋医学的には、気管支拡張作用、抗アレルギー作用、抗炎症作用などが認められています。

>>小青竜湯の詳細

20.防已黄耆湯

肥満や多汗症、関節痛などに用いる漢方薬です。

防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)という方剤です。体の水分循環を改善し、疲れや痛みをやわらげます。汗かきで疲れやすく、色白で太りぎみの人に向く処方です。

>>防已黄耆湯の詳細

21.小半夏加茯苓湯

吐き気や嘔吐をおさえる漢方薬です。

小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)という方剤です。吐き気や嘔吐をおさえ、体を楽にします。体力が中くらいの人で、胃に水分が停滞しチャポチャポしているようなときに向きます。

>>小半夏加茯苓湯の詳細

22.消風散

湿疹に用いる漢方薬です。

消風散(ショウフウサン)という方剤です。皮膚の赤みやカユミを発散し、分泌物をおさえます。また、そのようになりやすい体質を改善します。体力が中くらい以上の人で、熱感やカユミが強く、じゅくじゅくした湿疹に適します。

>>消風散の詳細

23.当帰芍薬散

体をあたため、貧血症状を改善する漢方薬です(トウキシャクヤクサン)

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)という方剤です。血行をよくして体をあたため、貧血症状を改善します。また、痛みをやわらげたり、ホルモンバランスを整える効果も期待できます。

>>当帰芍薬散の詳細

24.加味逍遙散

冷えのぼせ、生理不順、更年期障害などに用いる漢方薬です(カミショウヨウサン)

漢方では、血流の異常を「お血」(おけつ)および「血虚」(けっきょ)という概念でとらえます。「お血」は血流停滞、「血虚」は血流不足とみなせます。女性の月経トラブルを含め、いやゆる「血の道症」には、そのような血流異常を改善する方剤が使われます。

>>加味逍遙散の詳細

25.桂枝茯苓丸

血行をよくする漢方薬です。おもに、生理不順や生理痛、更年期障害、のぼせなどに用います。

漢方では、血行障害や鬱血を「お血」(おけつ)という概念でとらえ重視します。女性の月経トラブルを含め、いやゆる「血の道症」には、この「お血」を改善する漢方薬がよく使われます。

>>桂枝茯苓丸の詳細

26.桂枝加竜骨牡蛎湯

気持ちを落ち着け、心と体をおだやかにする漢方薬です。

桂枝加竜骨牡蛎湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)という方剤です。神経の高ぶりをしずめ、また、気力をつけることで心の状態をよくします。具体的には、神経症や不眠、夜尿症、また、精神面がかかわる動悸や性的機能の低下などにも用います。やせて顔色が悪く、心身の繊細な人に向く処方です。

>>桂枝加竜骨牡蛎湯の詳細

27.麻黄湯

カゼのひき始めで、悪寒のするときに用いる漢方薬です。

麻黄湯(マオウトウ)という方剤です。発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治します。病気の初期で、まだ体力が十分ある人に適します。

>>麻黄湯の詳細

28.越婢加朮湯

腎炎やネフローゼ、関節リウマチ、湿疹などに用いる漢方薬です。

越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)という方剤です。体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治します。病気の初期で、比較的体力のある人に向いています。

>>越婢加朮湯の詳細

29.麦門冬湯

咳をしずめる漢方薬です。

麦門冬湯(バクモントウトウ)という方剤です。のどを潤し、咳をしずめる作用があります。痰の少ない乾咳、もしくは切れにくい粘稠な痰をともなう咳、あるいは、のどや口が乾燥しイガイガ感のあるときに用います。ふだん、のぼせ気味で、咳き込んで顔が赤くなることも使用目安です。

>>麦門冬湯の詳細

30.真武湯

体の機能をよくする漢方薬です。おもに下痢症や腹痛に用います。

真武湯(シンブトウ)という方剤です。体をあたため、体の機能を高める働きをします。また、水分の循環をよくたり、痛みをやわらげる効果もあります。冷え性でやせ型、体力が低下していて、下痢や腹痛を起こしやすい人に向く処方です。

>>真武湯の詳細

31.呉茱萸湯

頭痛や嘔吐に用いる漢方薬です。

呉茱萸湯(ゴシュユトウ)という方剤です。体をあたため、頭痛や嘔吐をしずめる作用があります。頭痛持ちで、手足の冷えやすい人に用います。

>>呉茱萸湯の詳細

32.人参湯

胃腸の働きをよくする漢方薬です。

人参湯(ニンジントウ)という方剤です。胃腸の働きを高めて、食欲不振、胃もたれ、胃痛、下痢などを改善します。冷え性でやせ型、体力のあまりない人に向きます。

>>人参湯の詳細

33.大黄牡丹皮湯

生理不順や便秘などに用いる漢方薬です。

漢方では、血行障害や鬱血を「お血」(おけつ)という概念でとらえ重視します。女性の月経トラブルを含め、いやゆる「血の道症」には、この「お血」を改善する漢方薬がよく使われます。

>>大黄牡丹皮湯の詳細

34.白虎加人参湯

体のほてりやカユミをしずめる漢方薬です。また、そのような症状をともなう糖尿病にも用います。

白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)という方剤です。体の熱をさまし、カユミをしずめます。のどの渇きをいやす働きもします。

>>白虎加人参湯の詳細

35.四逆散

胆のう炎や胆石症、胃炎や胃潰瘍などに用いる漢方薬です。

四逆散(シギャクサン)という方剤です。炎症をしずめ、痛みをやわらげる働きをします。体力が中くらい以上の人で、肋骨下部から上腹部が張り、苦満感のあるときに向きます。

>>四逆散の詳細

36.木防已湯

浮腫(むくみ)や喘鳴(ゼイゼイ)をやわらげる漢方薬です。

木防已湯(モクボウイトウ)という方剤です。体の停滞した水分を発散して取り去るような作用があります。その作用から、心臓病あるいは腎臓病にもとづく浮腫(むくみ)や喘鳴(ゼイゼイ)の治療に用いられます。「心下痞堅(しんかひけん)」といって、みぞおちが板のようにかたく張っていることも使用目安です。

>>木防已湯の詳細

37.半夏白朮天麻湯

めまいや頭痛に用いる漢方薬です。

漢方では、めまいの第一の要因として「水毒」を疑います。水毒とは、体の水分が停滞したり偏在することで、その循環が悪いことを意味します。この方剤、半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)は、水分循環を改善し水毒を取り去ることで、めまいを治します。

>>半夏白朮天麻湯の詳細

38.当帰四逆加呉茱萸生姜湯

体をあたため、痛みをやわらげる漢方薬です。

当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)という方剤です。血行をよくして、体をあたためる作用があります。また、冷えによる痛みをやわらげます。

>>当帰四逆加呉茱萸生姜湯の詳細

39.苓桂朮甘湯

めまいや立ちくらみを改善する漢方薬です。

漢方では、めまいの第一の要因として「水毒」を疑います。水毒とは、体の水分が停滞したり偏在することで、その循環が悪いことを意味します。この方剤、苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)は、水分循環を改善し水毒を取り去ることで、めまいを治します。

>>苓桂朮甘湯の詳細

40.猪苓湯

頻尿や残尿感、血尿などに用いる漢方薬です。

猪苓湯(チョレイトウ)という方剤です。尿路の熱や腫れをひき、尿の出をよくします。具体的には、頻尿、残尿感、血尿などの排尿異常に適応します。口の渇きやイライラ感、不安感などをともなうときにも向きます。

>>猪苓湯の詳細

41.補中益気湯

胃腸の働きをよくして、元気をつける漢方薬です。

胃腸の働きをよくして体力を回復をさせるのが目的。私は 大建中湯 の効果を上げるために、補中益気湯で元気を与えてから 大建中湯 を飲むように処方されていました。一般的な体の疲れ、食欲不振、胃弱、夏やせ、カゼ、痔、病中・病後、手術後など全般に効果があります。

>>補中益気湯の詳細

43.六君子湯

胃腸の働きをよくして、元気をつける漢方薬です。

六君子湯(リックンシトウ)という方剤です。胃腸の働きをよくして、水分の停滞を改善します。その作用から、胃もたれ、胃のチャポチャポ、吐き気、食欲不振、お腹のゴロゴロ、軟便などに用います。やせ型で顔色が悪く、疲れやすい人に向く処方です。

>>六君子湯の詳細

45.桂枝湯

カゼのひき始めや、体の痛みに用いる漢方薬です。

桂枝湯(ケイシトウ)という方剤です。軽い発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治します。自然に汗が出やすく、体力のあまりない人に向いています。

>>桂枝湯の詳細

46.七物降下湯

高血圧にともなう諸症状を改善する漢方薬です。

七物降下湯(シチモツコウカトウ)という方剤です。血管を広げて血流を改善する作用があります。血圧を下げる効果も少し期待できます。適応は高血圧にともなう諸症状、たとえば、頭重感、肩こり、のぼせ、耳なり、めまい感などです。体が弱く、冷えのある人に向いています。

>>七物降下湯の詳細

47.釣藤散

頭痛をやわらげる漢方薬です。

釣藤散(チョウトウサン)という方剤です。中年以降の慢性的な頭痛や頭重感に適応します。とくに、起床時から午前中にかけての症状によいようです。

>>釣藤散の詳細

48.十全大補湯

体力と気力を回復させる漢方薬です。

十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)という方剤です。体力と気力を補い、元気をとりもどすのを助けます。冷え症で貧血気味、顔色が悪く、疲労衰弱がひどいとき、あるいは病中・病後、手術後などで体力が弱っているときに用います。

>>十全大補湯の詳細

50.荊芥連翹湯

蓄膿症や慢性鼻炎、にきびなどに用いる漢方薬です。

荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)という方剤です。体の熱や腫れをひき、病因を発散させ、また、血液循環をよくします。体力が中くらいで、血行が悪く皮膚の色が浅黒い人に向いています。

>>荊芥連翹湯の詳細

51.潤腸湯

便通をつける漢方薬です。

潤腸湯(ジュンチョウトウ)という方剤です。便をやわらかくして、便通をよくします。体力が中くらいかやや弱い人向けで、とくに高齢の人の乾燥したコロコロ便に適します。

>>潤腸湯の詳細

52.よく苡仁湯

関節の腫れや痛みをやわらげる漢方薬です。

よく苡仁湯(ヨクイニントウ)という方剤です。関節など体に溜まった水分を取り去り、痛みをやわらげます。また、発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治します。そのような作用から、関節痛や筋肉痛、あるいは関節リウマチなどに適応します。やや慢性化していても、体力のたもたれている人に用います。

>>よく苡仁湯の詳細

53.疎経活血湯

神経痛や腰痛をやわらげるる漢方薬です。

疎経活血湯(ソケイカッケツトウ)という方剤です。血行や水分循環を改善し、また痛みを発散して治します。その作用から、関節痛や神経痛、腰痛や筋肉痛などに適応します。体力が中くらいの人で、皮膚が浅黒く、ときに浮腫をともない、足腰が冷えて痛むときに適します。

>>疎経活血湯の詳細

54.抑肝散

神経の高ぶりをおさえる漢方薬です。

抑肝散(ヨクカンサン)という方剤です。神経の高ぶりをおさえ、また、筋肉の「こわばり」や「つっぱり」をゆるめて、心と体の状態を良くします。

>>抑肝散の詳細

55.麻杏甘石湯

咳や喘息に用いる漢方薬です。

麻杏甘石湯(マキョウカンセキトウ)という方剤です。気管支を広げ、また痰を出しやすくして呼吸を楽にします。その作用から、ひどい咳や気管支喘息に適応します。比較的体力のある人に向く処方です。

>>麻杏甘石湯の詳細

56.五淋散

頻尿や排尿痛をやわらげる漢方薬です。

五淋散(ゴリンサン)という方剤です。尿路の熱や腫れをひき、また痛みやわらげ、尿の出をよくします。具体的には、頻尿、排尿痛、残尿感などの排尿異常に適応します。体力が中くらいか少し弱い人に向く処方です。

>>五淋散の詳細

57.温清飲

生理不順や更年期障害、乾性の皮膚病などに用いる漢方薬です。

温清飲(ウンセイイン)という方剤です。血液循環をよくするほか、出血をおさえる作用、のぼせや手足のほてりをとる作用があります。また、ホルモンのバランスを整える効果も期待できます。

>>温清飲の詳細

58.清上防風湯

ニキビに用いる漢方薬です。赤みのあるニキビに適します。

清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)という方剤です。顔の熱や炎症をとり、また皮膚病の病因を発散させる働きがあります。そのような作用から、顔の皮膚病、とくにニキビの治療に適します。体力のある人で、赤ら顔の人に向く処方です。

>>清上防風湯の詳細

59.治頭瘡一方

湿疹をよくする漢方薬です。

治頭瘡一方(チヅソウイッポウ)という方剤です。ジュクジュク、ただれ、かさぶた、カユミなどをやわらげ、湿疹の治りをよくします。分泌物の多い湿疹、とくに子供の顔や頭にできるものに適します。

>>治頭瘡一方の詳細

60.桂枝加芍薬湯

腹痛をやわらげる漢方薬です。

桂枝加芍薬湯(ケイシカシャクヤクトウ)という方剤です。おなかが張って、腹痛や排便異常を起こしているときに用います。下痢もしくは便秘があってもかまいません。ふだんから胃腸が弱く、体力のあまりない人に向いています。

>>桂枝加芍薬湯の詳細

61.桃核承気湯

生理不順や便秘などに用いる漢方薬です。

漢方では、血行障害や鬱血を「お血」(おけつ)という概念でとらえ重視します。女性の月経トラブルを含め、いやゆる「血の道症」には、この「お血」を改善する漢方薬がよく使われます。

>>桃核承気湯の詳細

62.防風通聖散

肥満症に用いる漢方薬です。便秘、むくみ、高血圧にともなう肩こりやのぼせを改善します。

防風通聖散(ボウフウツウショウサン)という方剤です。体の熱をさまし、病因を発散させるような働きがあります。また、体の水分循環を改善し、便通をつける作用もあります。体力のある太鼓腹の肥満タイプで、便秘がちの人に向く処方です。

>>防風通聖散の詳細

63.五積散

体の冷えや痛みをとる漢方薬です。

五積散(ゴシャクサン)という方剤です。血行や水分循環を改善し、また胃腸の働きを高めて、体の冷えや痛みを治します。具体的には、腰痛、関節痛、神経痛、生理痛、胃腸炎などに用います。体力が中くらいの人で、冷えて痛むときに適します。

>>五積散の詳細

64.炙甘草湯

動悸や息切れをやわらげる漢方薬です。

炙甘草湯(シャカンゾウトウ)という方剤です。体力をつけ、動悸や息切れをやわらげます。顔色が悪く疲れやすい人で、皮膚の乾燥や口の渇き、便秘(コロコロ便)などをともなうときに適します。

>>炙甘草湯の詳細

65.帰脾湯

貧血や不眠に用いる漢方薬です。

帰脾湯(キヒトウ)という方剤です。胃腸を丈夫にし、貧血症状を改善します。また、不安や緊張感をやわらげ、寝つきをよくします。体が弱く繊細で、貧血気味の人に向く処方です。

>>帰脾湯の詳細

66.参蘇飲

カゼや咳に用いる漢方薬です。

参蘇飲(ジンソイン)という方剤です。胃腸の働きをよくするとともに、カゼの症状をやわらげます。ふだん胃腸の弱い人で、カゼが少し長びいているときに適します。

>>参蘇飲の詳細

67.女神散

のぼせやめまいに用いる漢方薬です。

女神散(ニョシンサン)という方剤です。血行と水分循環を改善し、また、気のめぐりをよくして神経の不調を治します。漢方でいう「気血水」のバランスを調える作用があるわけです。

>>女神散の詳細

68.芍薬甘草湯

けいれん性の痛みをやわらげる漢方薬です。

芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)という方剤です。胃腸や胆のう、尿路や子宮などの平滑筋、あるいは手足の骨格筋の緊張をゆるめて痛みをやわらげます。とくに、差し込むような急激な痛み、いわゆる「疝痛」に有効とされます。

>>芍薬甘草湯の詳細

69.茯苓飲

胃の働きをよくする漢方薬です。胃もたれや胸やけに用います。

茯苓飲(ブクリョウイン)という方剤です。胃の働きをよくして、水分の停滞を改善します。その作用から、胃のチャポチャポ、胃もたれ、胸やけ、吐き気などに用います。体力が中くらいかやや虚弱な人に向き、尿量減少や動悸も使用目安です。

>>茯苓飲の詳細

70.香蘇散

カゼのひき始めや、じん麻疹に用いる漢方薬です。

香蘇散(コウソサン)という方剤です。軽い発散作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みをやわらげる働きをします。カゼのひき始めに用いるほか、頭痛やじん麻疹などにも適応します。胃腸が弱く繊細で、体力のない人の初期症状に向く処方です。

>>香蘇散の詳細

71.四物湯

体をあたため、貧血症状を改善する漢方薬です。

四物湯(シモツトウ)という方剤です。血液循環をよくして、体をあたためる作用があります。また、皮膚を潤したり、ホルモンのバランスを整える効果も期待できます。

>>四物湯の詳細

72.甘麦大棗湯

夜泣きやひきつけを治す漢方薬です。

甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)という方剤です。心身の興奮状態をしずめる働きがあるといわれます。体力がなく虚弱で、腹直筋が緊張している場合に適します。一般的には、子供もしくは女性に用いられます。

>>甘麦大棗湯の詳細

73.柴陥湯

咳や胸の痛みをしずめる漢方薬です。

柴陥湯(サイカントウ)という方剤です。胸の炎症や痛みをやわらげ、咳をしずめる働きをします。体力が中くらいの人で、咳がひどく、胸苦しさや胸痛をともなうときに向きます。

>>柴陥湯の詳細

74.調胃承気湯

便通をつける漢方薬です。

調胃承気湯(チョウイジョウキトウ)という方剤です。便をやわらかくし、便通をつけます。体力が中くらいの人で、便が硬く出にくいときに適します。

>>調胃承気湯の詳細

75.四君子湯

胃腸の働きをよくして、元気をつける漢方薬です。

四君子湯(シクンシトウ)という方剤です。胃腸の働きをよくして、水分の停滞を改善します。その作用から、胃もたれ、胃のチャポチャポ、お腹のゴロゴロ、軟便や下痢などに用います。やせ型で顔色が悪く、疲れやすい人に向く処方です。

>>四君子湯の詳細

76.竜胆瀉肝湯

排尿痛や残尿感、陰部のカユミなどに用いる漢方薬です。

竜胆瀉肝湯(リュウタンシャカントウ)という方剤です。尿路や生殖器の炎症をさまし、尿の出をよくします。わりと体力のある人で、冷えのない場合に向く処方です。

>>竜胆瀉肝湯の詳細

77.きゅう帰膠艾湯

出血に用いる漢方薬です。

きゅう帰膠艾湯(キュウキキョウガイトウ)という方剤です。出血をおさえ、貧血症状を改善する働きをします。体が弱く、貧血気味、また、体の下部に出血がみられるときに適します。

>>きゅう帰膠艾湯の詳細

78.麻杏よく甘湯

関節痛や神経痛の痛みをやわらげる漢方薬です。

麻杏よく甘湯(マキョウヨクカントウ)という方剤です。発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治します。一般的には、関節痛や神経痛、筋肉痛などに適応します。ほかに、イボや水虫、肌荒れなど皮膚病の治療に用いることがあります。病気の初期で、まだ体力が十分ある人に向く処方です。

>>麻杏よく甘湯の詳細

79.平胃散

胃の働きをよくする漢方薬です。消化不良による胃もたれなどに用います。

平胃散(ヘイイサン)という方剤です。胃の働きをよくして、水分の停滞を改善します。その作用から、消化不良による胃もたれ、胃のチャポチャポ、お腹のゴロゴロ、下痢などに適応します。体力が中くらいの人を中心に広く用いることができます。

>>平胃散の詳細

80.柴胡清肝湯

炎症をやわらげ、心と体をおだやかにする漢方薬です。

柴胡清肝湯(サイコセイカントウ)という方剤です。炎症をやわらげたり、血行をよくする働きがあります。また神経の高ぶりをしずめて、心と体の状態をよくします。いわゆる腺病質で、皮膚が赤黒く、のどの腫れを起こしやすい人、ことに子供に向いています。

>>柴胡清肝湯の詳細

81.二陳湯

吐き気や嘔吐をおさえる漢方薬です。

二陳湯(ニチントウ)という方剤です。吐き気や嘔吐をおさえ、体を楽にします。体力が中くらいの人で、胃に水分が停滞しチャポチャポしているときに、また頭痛やめまいをともなうときにも向きます。

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82.桂枝人参湯

胃腸の働きをよくしたり、頭痛や動悸をしずめる漢方薬です。

桂枝人参湯(ケイシニンジントウ)という方剤です。胃腸の機能を高めるほか、頭痛をおさえ心臓のドキドキ感をしずめる効果が期待できます。冷え症で顔色が悪く、体力のあまりない人に向きます。

>>桂枝人参湯の詳細

83.抑肝散加陳皮半夏

神経の高ぶりをおさえる漢方薬です。

抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)という方剤です。神経の高ぶりをおさえ、また、筋肉の「こわばり」や「つっぱり」をゆるめて、心と体の状態をよくします。吐き気や食欲不振にもいいです。

>>抑肝散加陳皮半夏の詳細

84.大黄甘草湯

便通をつける漢方薬です。

大黄甘草湯(ダイオウカンゾウトウ)という方剤です。腸の運動を活発にして便通をつけます。

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85.神秘湯

喘息や気管支炎に用いる漢方薬です。

神秘湯(シンピトウ)という方剤です。気管支を広げ、また痰を出しやすくして呼吸を楽にします。その作用から、喘息や気管支炎に適応します。体力が中くらいか、それ以上の人に向く処方です。

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86.当帰飲子

湿疹や乾燥肌のカユミに用いる漢方薬です。

当帰飲子(トウキインシ)という方剤です。皮膚にうるおいを与え、カユミをしずめる作用があります。そのため、分泌物の少ない湿疹や、乾燥肌のカユミに適します。体質的には、冷え症で顔色が悪く、体力のあまりない人に向く処方です。高齢の人にもよく用いられます。

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87.六味丸

体の弱った機能をおぎなう漢方薬です。おもに、足腰の痛みや排尿異常などに用います。

六味丸(ロクミガン)という方剤です。体の弱った機能をおぎない元気をつけます。ことに、足腰や泌尿生殖器など下半身の衰えに最適です。

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88.二朮湯

五十肩によい漢方薬です。

二朮湯(ニジュツトウ)という方剤です。腕や肩の痛みをやわらげるのに用います。正式な適応症は五十肩です。体力が中くらいか、少し弱い人にに向く処方です。

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89.治打撲一方

打撲の治りをよくする漢方薬です。

治打撲一方(チダボクイッポウ)という方剤です。その名が示すよう、打撲の治療に用います。患部の血行をよくするとともに、腫れや痛みをやわらげます。

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90.清肺湯

痰をともなう咳をしずめる漢方薬です。

清肺湯(セイハイトウ)という方剤です。のどや気管の炎症をやわらげ、また、粘稠な痰を出しやすくして咳をしずめます。のど痛みやイガイガ感にもいいです。症状が長びいて、体力が低下しているときに向く処方です。

>>清肺湯の詳細

91.竹じょ温胆湯

カゼが長びき、すっきり治りきらないときに用いる漢方薬です。

竹じょ温胆湯(チクジョウンタントウ)という方剤です。治りきらないカゼの諸症状をやわらげ、体力の回復を助けます。また、神経の高ぶりやイライラ感をしずめ、寝つきをよくます。体が弱っているときに向く処方です。

>>竹じょ温胆湯の詳細

92.滋陰至宝湯

長びく咳や痰に用いる漢方薬です。

滋陰至宝湯(ジインシホウトウ)という方剤です。痰を切りやすくし、咳をしずめる働きがあります。呼吸器系の病気が長びき、咳や痰、微熱が続くときに用います。体力が低下している人で、食欲不振や倦怠感、寝汗などをともなうときに向く処方です。

>>滋陰至宝湯の詳細

93.滋陰降火湯

咳をしずめる漢方薬です。

滋陰降火湯(ジインコウカトウ)という方剤です。のどを潤し、咳をしずめる働きがあります。呼吸器系の病気が長びき、痰が切れにくく、咳や微熱が続くときに用います。皮膚が浅黒く乾燥し、体力が低下している人に向く処方です。

>>滋陰降火湯の詳細

95.五虎湯

咳や喘息に用いる漢方薬です。

五虎湯(ゴコトウ)という方剤です。気管支を広げ、また痰を出しやすくして呼吸を楽にします。その作用から、ひどい咳や気管支喘息に適応します。比較的体力のある人に向く処方です。

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96.柴朴湯

喘息や気管支炎などに用いる漢方薬です。

柴朴湯(サイボクトウ)という方剤です。体の免疫反応を調整し、炎症をやわらげる働きをします。また、咳をしずめたり、高ぶる神経を安定させて、心と体の状態をよくします。体力が中くらいで、ミゾウチから肋骨下部が張り、胸苦しさやノドのつかえ感のある人に向きます。

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97.大防風湯

関節リウマチや関節痛、痛風などに用いる漢方薬です。

大防風湯(ダイボウフウトウ)という方剤です。体をあたため、痛みを発散して治します。病気が長びいて体力が低下し、冷えをともなうときに向く処方です。具体的には、関節リウマチ、慢性関節炎、痛風などに適応します。

>>大防風湯の詳細

98.黄耆建中湯

体を丈夫にしたり、病後の回復を助ける漢方薬です。

黄耆建中湯(オウギケンチュウトウ)という方剤です。体にエネルギーを与え丈夫にする働きがあります。体が弱く疲れやすい人、ことに寝汗の多い虚弱な子供に向いています。

>>黄耆建中湯の詳細

99.小建中湯

胃腸の調子をよくし、体を丈夫にする漢方薬です。

小建中湯(ショウケンチュウトウ)という方剤です。腹痛をやわらげ、胃腸の調子をよくします。また、体力をつけ、体を丈夫にする働きがあります。胃腸が弱く疲れやすい人、ことに虚弱な子供の体質改善に向きます。

>>小建中湯の詳細

100.大建中湯

腹痛やお腹の張りをやわらげる漢方薬です。

大建中湯(ダイケンチュウトウ)という方剤で、体を温めて胃腸の調子を良くすることが特長です。また、腹痛の人のお腹の張りをやわらげ、冷え症でお腹を壊しやすい人にも最適です。私は便が軟便気味になるので、この漢方を処方されたことがあります。生姜が含まれているので、漢方をそのまま飲んでも、お湯に溶かして飲んでも、味には抵抗なく飲みやすいです。

体力的にも弱っていると診断された場合は、補中益気湯 などの元気をつける漢方と一緒に処方される場合があります。

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101.升麻葛根湯

カゼのひき始めや、発疹に用いる漢方薬です。

升麻葛根湯(ショウマカッコントウ)という方剤です。体の熱や腫れ、あるいは痛みをやわらげる作用があります。カゼのひき始めに適応するほか、皮膚炎や麻疹(はしか)の治りをよくします。

>>升麻葛根湯の詳細

102.当帰湯

胸痛や腹痛をしずめる漢方薬です。

当帰湯(トウキトウ)という方剤です。体をあたため、痛みをやわらげる作用があります。具体的には、胸痛や胸背痛、肋間神経痛、腹痛などに適応します。冷え症で顔色が悪く、体力のあまりない人に向く処方です。

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103.酸棗仁湯

寝つきをよくする漢方薬です。

酸棗仁湯(サンソウニントウ)という方剤です。神経をしずて、寝つきをよくします。体力があまりなく、繊細な人に向く処方です。

>>酸棗仁湯の詳細

104.辛夷清肺湯

鼻づまりや慢性鼻炎に用いる漢方薬です。

辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)という方剤です。鼻づまりを改善する効果が期待できます。体力が中くらい以上の人で、患部に熱感や痛みを伴うときに向きます。

>>辛夷清肺湯の詳細

105.通導散

生理不順や生理痛、便秘などに用いる漢方薬です。

漢方では、血行障害や鬱血を「お血」(おけつ)という概念でとらえ重視します。女性の月経トラブルを含め、いやゆる「血の道症」には、この「お血」を改善する漢方薬がよく使われます。

>>通導散の詳細

106.温経湯

血行をよくして、体をあたためる漢方薬です。

漢方では、血流の異常を「お血」(おけつ)および「血虚」(けっきょ)という概念でとらえます。「お血」は血流停滞、「血虚」は血流不足とみなせます。女性の月経トラブルを含め、いやゆる「血の道症」には、そのような血流異常を改善する方剤が使われます。

>>温経湯の詳細

107.牛車腎気丸

体の弱った機能をおぎなう漢方薬です。おもに、足腰の痛みや排尿異常などに用います。

牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)という方剤です。体力をつけ、また、水分の循環をよくする作用があります。ことに、足腰や泌尿生殖器など下半身の衰えに最適です。

>>牛車腎気丸の詳細

108.人参養栄湯

体力と気力を回復させる漢方薬です。

人参養栄湯(ニンジンヨウエイトウ)という方剤です。体力と気力を補い、元気をとりもどすのを助けます。冷え症で貧血気味、顔色が悪く、疲労衰弱がひどいとき、あるいは病中・病後、手術後などで体力が弱っているときに用います。

>>人参養栄湯の詳細

109.小柴胡湯加桔梗石膏

のどの腫れや痛みをやわらげる漢方薬です。

小柴胡湯加桔梗石膏(ショウサイコトウカキキョウセッコウ)という方剤です。のどの炎症や痛みをやわらげ、また、そのようになりやすい体質を改善します。体力が中くらいで、ミゾウチから肋骨下部が張り胸苦しさのある人に向きます。

>>小柴胡湯加桔梗石膏の詳細

110.立効散

歯痛をやわらげる漢方薬です。

立効散(リッコウサン)という方剤です。痛みや腫れを発散するような作用があります。おもに、歯痛に対して用いられます。

>>立効散の詳細

111.清心蓮子飲

頻尿や排尿痛をやわらげる漢方薬です。

清心蓮子飲(セイシンレンシイン)という方剤です。尿路の熱や腫れをひき、また痛みやわらげ、尿の出をよくします。具体的には、頻尿、排尿痛、残尿感などの排尿異常に適応します。胃腸が弱く疲れやすい人で、不安感やイライラ感、不眠など神経症状をともなうときに適します。

>>清心蓮子飲の詳細

112.猪苓湯合四物湯

頻尿、残尿感、排尿痛などをやわらげる漢方薬です。

猪苓湯合四物湯(チョレイトウゴウシモツトウ)という方剤です。尿路の熱や腫れをひき、尿の出をよくします。具体的には、頻尿、残尿感、排尿痛などの排尿異常に適応します。顔色が悪く皮膚が乾燥がち、やや冷え症の人で、症状が長びくときに向きます。

>>猪苓湯合四物湯の詳細

113.三黄瀉心湯

のぼせ、イライラ、高血圧にともなう諸症状などに用いる漢方薬です。

三黄瀉心湯(サンオウシャシントウ)という方剤です。体の熱や炎症をとり、機能の亢進をしずめる働きがあります。体力があり赤ら顔、のぼせやイライラすることが多く、また便秘がちの人に向く処方です。

>>三黄瀉心湯の詳細

114.柴苓湯

炎症をやわらげ、水分循環をよくする漢方薬です。

柴苓湯(サイレイトウ)という方剤です。体の免疫反応を調整し、炎症をやわらげる働きをします。また、水分循環を改善し、無駄な水分を取り除きます。体力が中くらいで、口が渇き尿量が少ないことを目安に用います。

>>柴苓湯の詳細

115.胃苓湯

食あたりや下痢に用いる漢方薬です。

胃苓湯(イレイトウ)という方剤です。食あたり、お腹のゴロゴロ、下痢、嘔吐、腹痛などを改善します。体力が中くらいの人で、胃腸に水分が停滞しているときに向きます。

>>胃苓湯の詳細

116.茯苓飲合半夏厚朴湯

気持ちをやわらげ、胃の働きをよくする漢方薬です。

茯苓飲合半夏厚朴湯(ブクリョウインゴウハンゲコウボクトウ)という方剤です。抑うつ感や不安感をやわらげるとともに、胃の働きをよくして水分の停滞を改善します。

>>茯苓飲合半夏厚朴湯の詳細

117.茵ちん五苓散

吐き気やじん麻疹などに用いる漢方薬です。

茵ちん五苓散(インチンゴレイサン)という方剤です。吐き気や嘔吐、じん麻疹、むくみ、などの症状を改善します。肝臓病や黄疸をともなうときにも適します。体力が中くらいの人で、口が渇き、尿量が少なく、水分が停滞しているときに向きます。

>>茵ちん五苓散の詳細

118.苓姜朮甘湯

腰の冷えや痛みをやわらげる漢方薬です。

苓姜朮甘湯(リョウキョウジュッカントウ)という方剤です。体をあたため、足腰の痛みをやわらげます。とくに腰を中心に下半身の冷えが強く、痛みをともなうときに適します。体力のあまりない人で、尿量や排尿回数が多いことも使用目安です。

>>苓姜朮甘湯の詳細

119.苓甘姜味辛夏仁湯

咳をおさえ、痰を切りやすくする漢方薬です。

苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ)という方剤です。咳をおさえ、痰を切りやすくします。その作用から、おもに気管支炎や気管支喘息の治療に用いられています。体力のない冷え性の人で、うすい痰が多く症状が長びくときに向く処方です。

>>苓甘姜味辛夏仁湯の詳細

120.黄連湯

吐き気や嘔吐に用いる漢方薬です。

黄連湯(オウレントウ)という方剤です。吐き気や嘔吐、胃もたれ、消化不良などを改善します。体力が中くらい以上の人に適します。

>>黄連湯の詳細

121.三物黄ごん湯

手足のほてりをとる漢方薬です。

三物黄ごん湯(サンモツオウゴントウ)という方剤です。熱をさます作用があり、手足の「ほてり」をとり除きます。体力が中くらい以上の人で、不眠や頭痛、口渇をともなうときに、また、皮膚の発赤や熱感、カユミがあるときにも適します。

>>三物黄ごん湯の詳細

122.排膿散及湯

皮膚の腫れや発赤をしずめる漢方薬です。

排膿散及湯(ハイノウサンキュウトウ)という方剤です。皮膚の腫れや発赤をしずめ、治りをよくします。化膿性の皮膚病のほか、歯肉炎や歯槽膿漏などにも用います。

>>排膿散及湯の詳細

123.当帰建中湯

生理痛や腹痛、痔に用いる漢方薬です。

当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)という方剤です。体をあたため、痛みをやわらげる作用があります。また、血行をよくして貧血症状を改善します。

>>当帰建中湯の詳細

124.川きゅう茶調散

頭痛をおさえる漢方薬です。

川きゅう茶調散(センキュウチャチョウサン)という方剤です。頭痛を防いだり、おさえるのに用います。とくに、カゼのひき始めの頭痛に好適です。また、女性の生理や更年期にともなう心身の不調、いわゆる「血の道症」にともなう頭痛にも適します。

>>川きゅう茶調散の詳細

125.桂枝茯苓丸加よく苡仁

血行をよくする漢方薬です。おもに、生理不順や生理痛、更年期障害、のぼせ、ニキビなどに用います。

漢方では、血行障害や鬱血を「お血」(おけつ)という概念でとらえ重視します。女性の月経トラブルを含め、いやゆる「血の道症」には、この「お血」を改善する漢方薬がよく使われます。

>>桂枝茯苓丸加よく苡仁の詳細

126.麻子仁丸

便通をつける漢方薬です。

麻子仁丸(マシニンガン)という方剤です。便をやわらかくして、便通をよくします。体力が中くらいかやや弱い人向けで、とくに高齢の人の乾燥したコロコロ便に適します。

>>麻子仁丸の詳細

127.麻黄附子細辛湯

カゼのひき始めや気管支炎に用いる漢方薬です。

麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)という方剤です。発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治します。また、体をあたため痛みをやわらげます。

>>麻黄附子細辛湯の詳細

128.啓脾湯

消化不良や下痢に用いる漢方薬です。

啓脾湯(ケイヒトウ)という方剤です。胃腸の働きをよくして消化を助け、下痢をおさえます。胃腸の弱い人の消化不良や下痢、食欲不振などに適応します。冷え性でやせ型、体力のあまりない人に向く処方です。

>>啓脾湯の詳細

133.大承気湯

便秘や高血圧、イライラなどに用いる漢方薬です。

大承気湯(ダイジョウキトウ)という方剤です。便通をつけるとともに、不安やイライラをやわらげ気分を落ち着けます。体力のあるガッチリタイプもしくは肥満体質の人で、お腹の張りが強く便秘がちの人に向いています。

>>大承気湯の詳細

134.桂枝加芍薬大黄湯

腹痛や便秘に用いる漢方薬です。

桂枝加芍薬大黄湯(ケイシカシャクヤクダイオウトウ)という方剤です。腹部膨満感をともなう腹痛や便秘に用います。ふだんから便秘がちで、体力のあまりない人に向いています。

>>桂枝加芍薬大黄湯の詳細

135.茵ちん蒿湯

黄疸や肝臓病に用いる漢方薬です。

茵ちん蒿湯(インチンコウトウ)という方剤です。肝臓や胆のうの病気にともなう黄疸によいほか、じん麻疹や口内炎にも適応します。比較的体力があり、便秘がちの人に向きます。

>>茵ちん蒿湯の詳細

136.清暑益気湯

夏まけ・夏やせに用いる漢方薬です。

清暑益気湯(セイショエッキトウ)という方剤です。夏の暑さで弱った胃腸を丈夫にし、体力の回復を助けます。暑さに弱い人で、倦怠感や食欲不振、また軟便や下痢をともなうときに適します。

>>清暑益気湯の詳細

137.加味帰脾湯

貧血や不眠、神経症などに用いる漢方薬です。

加味帰脾湯(カミキヒトウ)という方剤です。胃腸を丈夫にし、貧血症状を改善します。また、不安や緊張、イライラ感をしずめ、寝つきをよくします。体が弱く繊細で、貧血気味、さらに微熱や熱感をともなうときに向きます。

>>加味帰脾湯の詳細

138.桔梗湯

のどの腫れや痛みに用いる漢方薬です。

桔梗湯(キキョウトウ)という方剤です。扁桃炎や咽頭炎などで、のどが腫れて発赤し、痛みをともなうときに適します。

>>桔梗湯の詳細

501.紫雲膏

皮膚を保護し、炎症をやわらげるお薬です。やけどや痔の治療に用います。

漢方系の塗り薬です。独特な赤紫色は、シコン「紫根」という植物の根の色です。シコンには、炎症をやわらげ皮膚の再生を助ける作用があるといわれます。

>>紫雲膏の詳細

3020.コウジン末

胃腸の働きをよくして、元気をつけるお薬です。

強壮・強精作用のある薬用ニンジンの粉薬です。神経を活発にして、胃腸など体の機能を高めます。食欲不振や胃もたれに用いるほか、病中・病後で体の弱っているときにも向きます。

>>コウジン末の詳細

3023.ブシ末

体の機能を高めるお薬です。

ブシと呼ばれる生薬(草木を加工したもの)の一種です。ブシには、体の新陳代謝を高め 体をあたためる作用があります。また、痛みをとり 水分循環を改善する働きもします。そのため、体が虚弱な人で、冷えや痛み、むくみなどを伴うときに適します。

>>ブシ末の詳細

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